皆さんこんにちは！

ちゃんみおです。

GarageBandで楽曲制作をしてみると

と思うこともあるでしょう。

しかしながら、

曲の途中でテンポを変える機能はiOS版にはありません。

（iMac版にはあるらしいという話をどこかで聞いたことがあります）

まあそういう機能があるに越したことはないけど

無いなら無いなりに、楽しく制作活動をしていました。

しかしある日、

途中でテンポが変わるタイプの楽曲の依頼を受けまして。

楽しく活動できなくなった私は

なんとかテンポ変更ができないかと試行錯誤します。

その過程でなんと、

曲の途中でテンポを変更する裏技を生み出してしまいました！

同じようにテンポでお悩みの方も多いようですし、

せっかくですのでこの裏技をご紹介しようと思います！

事前準備

この裏技を発動するには色々と準備が必要です。

それと今のうちに言っておきますが、

この裏技は徐々にテンポを変更するのには向いていません。

できないことはないですが、かなりの時間と精神力を要します。

変更するテンポも少ない方がやりやすいので

このあたりも考えて読んでいただければと思います。

では、準備するものです。

テンポ変更作業に入ると、細かい音の編集が 一切できなくなりますので

必ず完成した状態で取り掛かるようにしてください。

必要なテンポですが、

例えば冒頭が８８で途中から１３０に変わる曲であればテンポは２つ。

最初が１２０で、落ちサビ９２、

また盛り上がって最後１２６の曲であればテンポは３つ。

このように、どのくらいテンポが必要なのかを明確にします。

ここまでができたら、いよいよ作業に入ります！

How to

曲が完成して、テンポも明確にできたら早速取り掛かりましょう。

まず、

速いテンポ（大きい数字）をGarageBandで設定しておきます。

私がサンプルとして制作した曲は

最初が１２０で後半が２４０になるので２４０に設定しています。

３つ以上テンポを使う場合は、一番速くなるテンポを設定してください。

次に、曲に必要なトラックを全て複製します。

こんな感じです。

ちなみに複製の手順は

楽器のアイコンをゆるくダブルタップ＞複製

トラックの複製が完了したら、全く同じリージョンを貼り付けます。

複製ができたら、次は結合です！

どれでもいいので

楽器のアイコンをダブルタップ＞結合

ここで、曲に必要なトラックを選択していきます。

複製したトラックをかぶって選択しないように注意してください！

私の場合はこんな感じです。

よく確認して間違いがなければ右上の結合をタップします。

もし後から間違いに気づいても、

結合する前のプロジェクト自体が複製されるのでやり直しはできます！

正常に結合されるとこのようになります。

変更するテンポが多い場合は、

トラックに名前をつけて分かりやすくしておきましょう。

結合済みリージョンをダブルタップ＞名前を変更

ここでリージョンのタイトルを変更できます。

テンポの数字を入れておくと分かりやすいですね。

では次に、

遅いテンポ（小さい数字）を設定します。

テンポがまだ残っている場合は

１つ目の次に早いテンポを設定してくださいね。

ここからはまた繰り返しで

変更するテンポが残っている場合はトラックを複製、

これで最後のテンポならそのまま結合してください。

全てのテンポの結合ができたら、実際に組み合わせてみます。

区切りのいいところで合わせないとプツッという雑音が入ってしまいますので

細かく調整しながら合わせてみてください。

私はこんな感じになりました！

実際の音はこちら

区切りの調節が結構大変なので、

曲を作る時点でテンポ変更の部分は空白を作ってもいいかもしれませんね。

私は逆再生の音を入れてごまかしながら調整をよくしています（笑）

ちなみに逆再生の活用術もご紹介しているので

興味のある方は是非ご覧ください！

【裏技】iOS版GarageBand逆再生の活用術

まとめ

今日は途中でテンポを変える裏技をご紹介しました！

冒頭で少し触れましたが、徐々にテンポを変更したいなら

という作業をすればきっとうまくいくはずです・・・

それと補足ですが、

外部からの録音はテンポを変更しても反映されないので

この作業が終わってからまた録音してください。

大変ですがどうか頑張ってください！

それではまた٩( ‘ω’ )و

ちゃんみお