ソングライター必見!調色を理解してキーを設定しよう

皆さんこんにちは!

ちゃんみおです。

 

今日の記事では、

キー(調)が与える印象について書いていこうと思います。

 

全ての曲にはキーが設定されています。

 

このキーにも個性があると考えたことはありますでしょうか?

 

例えば

ラジオ体操の曲は爽やかな朝を連想させます。

(朝に流れているせいもありますね笑)

 

トトロでお馴染みの『さんぽ』という曲は

素朴とか、堂々としたイメージを持つかと思います。

 

あとはカラオケで歌うときに、

キーの変更をしたことがあるかもしれません。

 

キーを変更すると

原曲とはまた違う雰囲気の曲に聞こえますよね。

 

これは調色と言って、

この世に存在する全12種類のキーの個性のようなものです。

 

しかし全ての作曲家やソングライターの方々が

この調色を意識して制作されているわけではないと思いますし、

聞く側としてもそこまで汲み取ろうとする方は少ないと思います。

 

実際私も全てのキーの特性を把握しているわけではありません・・・(笑)

 

ということで、

大雑把なものから一部細かいところまで解説してみようと思います!

 

 

 

ちなみに作曲についての記事はこちら

楽器を使わなくても曲が作れるようになる3ステップ

 

 

メジャーとマイナー

 

キーをざっくり分けると、

メジャーマイナーに分類することができます。

 

これはコードにも言えることですね。

 

曲を構成するコードによってメジャーとマイナーを見分けることができます。

 

これだけでも曲の印象を変えることができるので

ぜひ参考にしてみてください!

 




 

メジャー

 

メジャー

 

メジャーのキーの曲は、明るい印象を与えます。

 

メジャーコードもそうでしたね。

 

例を挙げるとキリがありませんが

 

『負けないで』…ZARD

『手紙〜拝啓 十五の君へ〜』…アンジェラ・アキ

『春』…ヴィヴァルディ

 

明るいですよね。

 

 

マイナー

 

マイナー

 

メジャーに対してこちらは、

暗いとか悲しいなどのマイナスのイメージを持つことが多いです。

 

マイナーコードも然りです。

 

『やさしいキスをして』…DREAMS COME TRUE

『走る川』(途中でメジャーになりますが…)

『革命のエチュード』…ショパン

 

暗く悲しい気持ちになるので

よかったら聞いてみてください・・・

 

 

#と♭

 

では次に、#と♭がつく調の印象について解説します。

 

先に結論を述べますと

#系のキーは軽めではっきりとした印象

♭系のキーは癒しや優しい印象を与えます。

 

C C#/D♭ D D#/E♭ E F F#/G♭

G G#/A♭ A A#/B♭ B

 

以上、コードは全12種類です。

 

見てもらうと分かりますが、

音名だけでキーを見ると#と♭どちらでも使うことができます。

 

しかし、

ここでは#か♭かを決めなくてはなりません。

 

一応これの決まりはありまして・・・

キー

楽譜でキーを表すとこんな感じになります。

 

#系のキーは

 

 

D、E、G、A、B

 

 

♭のキーは

 

C#/D♭、D#/E♭、F、

F#/G♭、G#/A♭、A#/B♭

 

このようになります。

 

つまり、

D、E、G、A、Bのキーの曲は

軽めではっきりとした印象。

 

C#/D♭、D#/E♭、F、

F#/G♭、G#/A♭、A#/B♭ のキーの曲は

癒しや優しい印象を与えるということです!

 

 

よく使われるキーの特性

 

最後に、

一部ですがよく使われるキーの印象を解説します!

 

・C

・D

・D#/E♭

・F

・A#/B♭

 

この辺りのコードは吹奏楽時代に叩き込まれたものなので

今でも覚えています(笑)

 

 

C

 

Cメジャーです。

キー

記号が何もつかないキーで、

素朴さや堂々とした印象を与えます。

 

そしてこのキーは日本人に馴染み深いキーと言われていて、

昔から愛用されてきたキーでもあります。

 

ちなみに半音上のC#/D♭というキーは

よくゴスペルなどの洋楽で使われているそうです。

 

つまり、日本人が洋楽を歌うときは

半音下げで設定すると歌いやすいかも・・・?

 

 

D

 

Dメジャーです。

 

諸説あるようですが、

私は朝や始まりを連想させるキーだと教わりました!

 

言われてみると

記事の冒頭で紹介したラジオ体操第一の曲はこのキーなのです。

 

 

D#/E♭

 

♭系のD#/E♭メジャーです。

 

このキーは祝福のキーだそうです。

 

クラシック曲がよく当てはまるのですが、

ジェームス・スワリンジェンの『セレブレーション』

 

 

タイトルもそのまま祝福ですね(笑)

 

もっと分かりやすいのは『得賞歌』

 

 

面白いですよね。

 

この話を初めて聞いたのが中学生の時でしたが、

それからはより一層祝福して演奏するようになりました(笑)

 

 

F

 

このキーは♭系で、平和や穏やかな印象を与えます。

 

校歌に多いイメージです。

 

ちなみに

私の小、中、高の校歌はどれもしっかりFでした!

 

 

A#/B♭

 

このコードも♭系で、癒しの効果があるそうです。

 

最近もっともだと思う曲がありまして・・・

 

 

ジブリ「千と千尋の神隠し」に出てくる

『ふたたび』という曲です。

 

おそらく原曲は別のキーで(多分Gです)

平原さんverでキーを変更したのだと思うのですが、

 

癒し効果がこれでもかというほど溢れています。

 

コードで印象が変わるということを実感しましたね。

 

なんだか曲を作りたくなってきました!(笑)

 

 

 

まとめ

 

今日はキーの特性についてのお話をしました!

 

まずは

 

メジャーのキーは明るい印象

マイナーのキーは暗い印象

 

もう少し踏み込んで

 

#系のコードは軽めではっきりとした印象

♭系のコードは癒しや優しい印象

 

キーを取り上げると

 

・Cは素直なコードで日本人向き

・Dは朝や始まりの印象

・D#/E♭は祝福

・Fはほとんど校歌説(笑)

・A#/B♭は癒し!

 

こんな感じでした。

 

調色について解説しているサイトは多々ありますが、

自分で感じた印象を貫くのが重要だと思います。

 

ぜひ、

オリジナル調色をみつけて音楽制作に取り入れてみてください!!

 

 

それではまた٩( ‘ω’ )و

 

ちゃんみお

 




コメント

コメントを残す

*